2007年5月21日月曜日

99999

 頻繁に使っている車のオドメーターを携帯カメラで写しました。軽自動車のワンボックスワゴン(スズキエブリィ)ですが、ときに九州、ときに東北とよく走りました。88888のときに経験したのですが、その直前はとてもドキドキするものです。今回もそのとおりでしたが少し余裕があったので、予定どおり(?)撮影に成功しました。99999を撮って、100000も撮って、まずは目出度い、と。



2007年5月3日木曜日

憲法記念日

 今日は憲法記念日ですが、いまの憲法ができて60年ということで、当然新聞テレビでは特集が組まれています。なかで昨日のNHKスペシャルと、今日の朝日新聞社説21は特に興味深く接しました。

 ところでオーケストラアジアは1993年に創立され、翌94年旗揚げ公演を開催しましたが、そのちょうど百年前に日清戦争がありました(1894年)。この戦争は朝鮮をめぐる日本と中国の争いであることや、その後の日露戦争を経て日韓併合にいたる歴史を知れば、日中韓の音楽家たちが心を一つにして取り組んだオーケストラアジア創立の意思は、憲法第9条の精神に重なるようにも感じます。ちなみに中韓の国交が回復されたのは1992年であり、オーケストラアジア前史という時期には、両国の関係者は東京を経由して交流をつなげたのでした。

 その頃まだ、旧朝鮮総督府の建物は景福宮(李朝の正宮)を隠すように、つまりは韓国朝鮮の文化に蓋をするようにありましたし(95年に取り壊し)、「さくらさくら」は美しい旋律の歌ですが韓国や中国のひとにとっては第2君が代として複雑に感じられるのだということを、オーケストラアジアに関わることで初めて知りました。「さくらさくら」を押しつけ「アリラン」を奪いました。言葉も奪い、名前も変えさせたわけです。

 憲法9条に手をつける必要がどこにあるのでしょうか。現実に沿った憲法の見直しというあやしいことでなく、憲法に適った国づくりをしていただきたいものです。