2008年6月29日日曜日

癒しの伊豆でコンサート


 昔から保養地として名高い「伊豆」で、あらたな伊豆をアピールしようというフォーラムが開かれました。来年3月富士山静岡空港開港を睨んで、観光地伊豆の活性を推進しようということです。このフォーラムの中に企画されたコンサートに招かれて、アンサンブル羅音(オーケストラアジア室内合奏団)が出演しました。中国の二胡、琵琶、揚琴。韓国の伽耶琴、ピリ、杖鼓(チャンゴ)。日本の尺八、箏、十七絃、太鼓。この10名編成のアンサンブルは、オーケストラアジア創立以前から活動を開始したもので、私には非常に愛着のあるユニットです。


 私は通常、現場へは車移動が多いので、久しぶりの新幹線。朝早い出発でしたが、ちょっとウキウキしました。三島で乗り換え、修善寺行きで「韮山」まで。

2008年6月19日木曜日

ああ東京メトロ副都心線

 コンサートの帰り、渋谷から池袋まで、6月14日に新しく開通した地下鉄の副都心線を利用してみました。丁度急行が発車するところでしたのでこれに乗ったのですが、なんとドアが閉まってから2分後に車内アナウンスが。車内点検のため遅れるとのこと。後発の各駅のほうが先に出発するとのこと。なんとまあ。開業以来なかなか正常運行ができていないことはニュースで知っていましたが、やれやれですね。結局12分遅れで出発。走ればさすが急行で、途中駅は新宿三丁目だけですから、池袋までは早いです。さて、私の場合JRとどちらの利用が多くなるでしょうか。

二十五絃箏のフレッシュ三人

 6月19日(木)19:00/めぐろパーシモン小ホール
 二十五絃箏による若い女性三人のコンサートに行ってきました。木村麻耶、佐藤亜美、花岡聖子。この人たちはそれぞれ芸大に学ぶなどしていますが、桐朋学園芸術短期大学において野坂恵子、滝田美智子両氏に二十五絃箏を師事したことが共通しています。なかなか力のある三人で、プログラム中3曲が委嘱初演と積極的な取り組みでした。今後、コンサートは客席といっしょに作るというところに意識をもって舞台経験を積むならば、それぞれ素敵な演奏家になっていくのではないでしょうか。

2008年6月18日水曜日

羽生、名人奪還


 第66期将棋名人戦第6局の結果、森内名人に挑戦していた羽生善治二冠が4勝目をあげ、名人位を奪取。同時に十九世永世名人の資格を獲得しました。私は指すのはヘボですが棋戦を観るのは大好きな将棋ファンで、名人戦や竜王戦のテレビ中継はよく観ています。一流棋士の対戦は一流アスリートの試合と同じで、観ているだけで感動するものです。タイガー・ウッズしかり、イチローしかり。一流の技はわたしたちを感動させることにおいて、この世になくてはならないものだとつくづく思います。
 ちなみに私は谷川九段(十七世名人)のファンでして、谷川九段も今期A級リーグでは早速1勝をあげて出足好調のようですから、是非名人戦の挑戦者となって、かつての黄金カード羽生vs谷川をもう一度楽しませてほしいものです。
 (写真は朝日新聞の紙面)

岩手宮城内陸地震

 6月14日、岩手県南部と宮城県北部にまたがる地域で大規模な地震が発生しました。岩手公演から帰京して1週間のこと。なんということでしょう。去年は一関にも行っていますし今年9月には宮城県大崎市にも行く予定です。あのあたりがひどくやられたようです。地震国日本にとって、防ぐことのできない自然災害ではありましょうが、一日でも早い復旧復興を祈るばかりです。
 (写真は朝日新聞の紙面)

秋葉原の惨劇

 6月8日、日曜日の秋葉原で信じられない事件がおきました。なんということでしょう。言葉もありません。わたしたちの住む社会は、どこか異常な世界に向かっているのでしょうか。
 (写真は朝日新聞の紙面)

二戸のちょっといいお店

 今回の岩手公演でも、ずいぶん美味しいものをいただきました。洋野町でのあわび踊り焼きやら、葛巻の牛乳やら、八幡平のペンションの野草やら、岩手はなかなか美味しいところです。
 で、今回みつけたいいお店は、二戸の「食道荒ヤ」です。以前来たときにはなかったのですが、泊まったホテルの向かい側に、4年程前にオープンしたとのこと。おまかせ2,000円のコースをお願いしたら、いやもうこの値段で質も量も大満足。元気溌剌な奥さんと、にこやかに寡黙な料理人のご主人とで、もてなしも最高。旅に出てこういうお店に出会う感動は格別ですね。


 おまかせ何品かの終わり頃に出てきたのが、この「姫たけ」です。時期はそろそろ終わる頃ということでしたが、なんとキレイなこの姿。炭火で焼いていただくのですが、皮に包まれた中はホワイトアスパラのよう。ホッコリといい味で、夢中で皮をむきながら食べました。


岩手公演

 6月1日に久慈市入りし、翌2日から6日まで、5日間10ステージの岩手県公演であります。久慈、洋野、軽米、一戸、九戸、葛巻、岩手、八幡平、紫波と、岩手県北部の各地です。


 常にリハーサルに余念のないメンバーたち。


 この地域には、なかなか素敵なホールが多い印象で、洋野町種市のセシリアホール(写真)、矢巾町の田園ホールなどは座席数も800程度で我がチームのコンサートにはピッタリの感じです。なにより音響がよく、生演奏のコンサートを意識されているようですから、そういう使われ方がたくさんされているといいですね。


 どうやら岩手県では、この地区がそうなのかわかりませんが、ホールや会館に愛称がつけられていることが多いようです。久慈市の山間部にある「おらホール」とか、一戸町のコミニュティセンター「わわわのどぉも」などは印象的でした。

2008年6月1日日曜日

東北道前沢SA

 明日から(6/2~6/6)岩手公演のため、例によって楽器車で移動です。仙台あたりまではいい天気でしたが、岩手県に差し掛かるとパラッと雨が落ちてきました。ここは平泉のPAです。「五月雨の降りのこしてや光堂」。去年は中尊寺にも行きましたが、今回は岩手県の北の方で10公演開催です。


 平泉PAにはレストランがありませんので、次の前沢SAで昼食にしました。下の写真は「前沢牛にぎりセット」1,200円です。


 量は少し足りませんでしたが美味しくいただいて店を出るとき、なとなくサンプルがならんでいるウィンドーを見ると、なんと、前沢牛のステーキ130gをのせた「ガッツリ丼」3,800円が6月1日に限り2,000円と書いてあるではないですか。今日は6月1日。えーーーっ。何か損した気分です。で、5分程悩んだ末に再び店内に戻ったのでありました。我ながらナント食いしん坊の年寄りでありましょうか。


 しかし流石ガッツリ丼。130gの肉をのせたご飯の量も多かった。それでもこれも完食し、元気いっぱい久慈市へ向けて走り出したのでありました。

 ちなみに今日からまたガソリンが値上げされましたが、東北自動車道では173円、久慈市内では170円でした。高い。