2009年1月29日木曜日

新年交歓会

 昨日(1/29)は、日頃からお世話になっている財団法人日本青少年文化センターの新年交歓会に出席し、オーケストラアジアジャパンはお祝いの演奏をいたしました。左手前から箏・滝田美智子、十七絃・大泉一美、三味線・上原潤之助、尺八・松下春山、打楽器・長田伸一郎。
古くからおつきあいのあるアジアの音楽家とも交流して楽しいひと時でした。

 左は中国・揚琴の郭敏(グォ・ミン)さん、右はモンゴル・馬頭琴のチ・ブルグッドさん、中は日本・箏の花房はるえさんです。

2009年1月26日月曜日

突然の別れ

 何ということでしょう。昨日若い仲間が亡くなりました。コンサートの裏方として何度も一緒に仕事した仲間です。昨日朝、コンサートホールに楽器の搬入を始めたところで倒れ、そのまま意識なく逝ったのだそうです。急遽今日、遺体を荼毘に付し、遺骨になって故郷佐渡へ帰ることになりました。離れていた子を迎えにきた母上の心情は察するにあまりありますが、何十人と駆けつけた仲間の姿は、愛息が独り東京で健気に生きていた証と映ったことでしょう。
俗名古城勉(ふるき・つとむ)、享年45才でありました。

2009年1月24日土曜日

和楽器ワークショップ元町編

 1月23日(金)。横浜市山手にある小学校で、和楽器体験ワークショップを行いました。対象は6年生63名。例によって、箏・三味線・尺八・小鼓(つづみ)の4種和楽器を体験し、成果のまとめに「さくらさくら」を合奏しようという内容です。

 初めてさわる楽器に児童は真剣です。ともだちを見守る目もまた真剣です。

 ともだちと確かめあいながら、三味線の糸をさぐります。

 そして合奏。尺八は音を長くのばして。

 箏はメロディー。三味線が彩り、小鼓は「ヨォーッ」の掛け声も。

 ワークショップの後、児童らが演じるエイサーを披露してくれました。獅子も出てきて楽しい演技です。伝統楽器や伝統芸能を介しての交流は、参加した全員を幸せにしてくれました。

2009年1月22日木曜日

大統領

「今日問われているのは、政府が機能するかどうかだ。」
バラク・オバマ氏はナイスガイであります。志しある政治家としてこの時代の希望になれる人だと期待します。1961年8月4日生まれということは、干支でいえば丑年の年男。刺激になります。

2009年1月4日日曜日

自主公演2009(1)チラシ


オーケストラアジアジャパン2009紀尾井ホール
2009年3月5日(木) 19:00開演
S席:5,000円 A席:4,000円
奈良音楽事務所扱い送料無料


伝え合うということ

 1月4日付け朝日新聞天声人語に、点字を考案したフランスのルイ・ブライユという人が200年前の今日生まれたとありました。表現手段や伝達手段は私たちになくてはならないものなわけですが、音楽における表現・伝達にも思いをいたすものでした。高校時代のクラスメートに視覚障害のひとのための図書館に勤める女性がいるのですが、この記事とその友人の存在に触発されて明日からの日常へ小さな決意をしてみたり、新年の心もちはとりあえず新鮮で前向きであります。

2009年1月1日木曜日

食べて寝たら丑になった

(妙栄山本法寺/墨田区横川)

2009年、あけましておめでとうございます。
元日は毎年お寺に参って新春の祈祷を受けるのが習わしですが、伝統的な暮らしの中にある信仰心は善男善女の心をこのときばかりは真っすぐにしてくれるのでありました。
「何となく、今年はよい事あるごとし。元日の朝晴れて風無し。」(啄木)

ところで今年の干支は丑。食べて寝ると牛になる、とはよくいわれましたが、寝る子は育って60才。今年もよろしくお願いいたします。