2008年2月27日水曜日

韓国大統領就任祝賀公演(5)

 2月25日(月)。いよいよ大統領就任式当日です。私たちのスケジュールは昼過ぎのホール入りまで自由でしたので、コンビニで食料を買い込み、テレビの生中継を観ることにしました。以下の画像はKBSのテレビ放送画面を撮影したものです。


 中継放送は大統領夫妻が自宅を出るところから始まりました。住民が小旗を振って祝福し、二人のこどもがヴァイオリンで佳き日の音楽を奏でます。喜びの大統領が車に乗り込むとヘリコプターが追いかけ、空から映す長い車列の映像はなかなか迫力がありました。


 いよいよ国会議事堂に到着し、ここから長い距離を歩くのですが、大統領を最初に出迎えたのは誰あろう、我がオーケストラアジア創立の立役者で韓国国楽界のカリスマ、朴範薫(パク・ポンプン)氏であります。朴範薫氏はソウル中央大学の現職の総長でもあり、今回の就任式典全般の準備委員長(実行委員長)を務められたのです。


 大統領のそば近く、後見のように寄り添う赤マフラーの人物が朴範薫氏。



 新大統領の演説は、言葉はわかりませんが、力みや気張りのない穏やかな決意の込められたもののように感じられました。福田首相も出席され、早速外交も始まったようです。是非日韓やアジアの友好と平和の実現に力を尽くしていただきたいと希望しています。

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