2008年5月29日木曜日

萩博物館

 秋吉台を見終わって、この日の宿泊地萩市に入ったのはまだ昼前。ホテルのチェックインにも間があるし、本日ふたつめの観光は萩博物館です。


 長屋門が正面入口で、武家屋敷の区域の景観とマッチ。いい雰囲気です。


 長屋門をくぐって正面に博物館の建物があるのですが、その前庭になんと消防車。

 昭和7年に導入された、アメリカ製のレオ消防ポンプ自動車であります。市の財政が44万円であった当事、1万円の寄付を募って、8,600円のこの消防車とトラックを購入したのでそうです。輸入はヤナセ。その後この消防車は昭和38年まで働いたとのこと。敬礼。(わたくしは消防団員であります)

 館内には有料エリアと無料スペースがあり、無料スペースには「御船(おふね)」と呼ばれる山車が飾ってありました。住吉神社の夏祭りに曳かれるそうで、御船の上では囃子が奏されるようです。

 館内には「まち博カフェ」がありまして、食欲をそそるメニューが揃っておりました。写真は「萩三旬丼」950円で、その日萩港にあがった魚が使われています。この日は、背付アジ、平目、ヒラソ(ヒラマサ)でありました。時期によっては真鯛、剣先イカ糸造り、シロサバフグのタタキなども。
 新鮮な魚の味は満足でしたが量が少し足りませんでしたので、もう一品。「見蘭牛ローストビーフ丼」950円が魅力でしたが、残念なことにこれは完売。妥協して「和牛ハヤシライス」650円をいただきました。
 萩市見島の見島牛は、和牛のほとんどが外来種との交配で作られた中で、外来種の影響を全く受けていないそうですが、見島牛の雄とホルスタインの雌との交配によってできたのが見蘭牛なのだそうです。萩は魚も肉も美味いのだと知りました。

0 件のコメント: