2010年3月15日月曜日

北京公演・国家図書館音楽庁


(入念なリハーサル)

 北京公演本番の日(3/12)、ステージではいつもどおりのリハーサルが行われました。3日前に東京公演があったばかりとはいえホールが違いますので響きの点検も必要ですし、常に準備をしてお客さまに喜んでいただこうとする姿勢が基本でなければなりません。その甲斐あって、ここでも満員のお客さまの熱烈な拍手を受けることができました。特に新曲の「<みだれ>による幻想的協奏曲」(秋岸寛久作曲)は、「日本らしさを意識することなく自然に日本人しか書けない音楽を生み出すことができれば最高です」という作曲者の思いがよく表現された演奏で、この楽団の存在感を示すところとなりました。

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